top of page

​​長野県でスカイランニングを楽しんでいる皆様へ

 

2020年5月16日 

長野県スカイランニング協会

代表 木村卓哉

 

長野県でスカイランニングを楽しんでいる皆様へ

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対応でストレスを溜めている方もいらっしゃると思います。長野県スカイランニング協会(以下NASA)においても4月11日に予定していた「第1回 鹿島槍スーパーバーティカル」を延期する等の影響を受けています。

 

さて、現在全世界で流行している新型コロナウイルスですが、ウイルスという特性上完全撲滅はほぼ不可能であり流行を収束されることすら容易ではないというのが現実的な見立てのようであります。その現実を踏まえると、我々は新型コロナウイルスと「共存」をしていく必要があるのではないかとNASAでは考えます

 

新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」や自粛要請の緩和等により、健康のため、トレーニングのため、日常の習慣として、山に行く機会が増えていくかと思います。今一度、長野県のスカイランナーとして守るべき行動ルールを確認してしてください。

 

我々も日本そして長野県に住む一市民として、今後も政府・長野県の各種要請に応えていくことが絶対に必要です。また各地域(山域)で求められるものはそれぞれ異なります。各自確認のうえご対応をお願いします。NASAからは改めて原則的な行動規範をお示しします。

 

【新型コロナウイルス感染状況下での行動規範】

  1. 自己の命を守る(自己の感染と重症化を防止する)

  2. 他者の命を守る(他者を感染リスクから遠ざけ、重症化を防止する)

  3. 救急・医療態勢に負荷をかけない(遭難しない、ケガをしない)

 

上記を守るため、以下を遵守した山行が必要です。

  • 遭難のリスクが高い「未踏のルート」は行かず、熟知しているルートを辿る。

  • 信州山のグレーディングを参考にして自分の体力・技術に見合った計画(十分に余裕のあるグレードを選ぶ)を立てる。

  • 登山をする際は、必ず計画書を出す(絶対に忘れない!)。

  • 地域をまたいだ移動(山行)にはしない。

  • 水や食料等は現地調達ではなく、自宅で準備をしていく。

  • 多人数の山行はしない。

 

従来より、日本スカイランニング協会では以下の基本ルールを定め会員に遵守を求めています。NASA会員の方ももちろん遵守をお願いします。会員以外の方もぜひ規範としてお持ちいただくことを期待します。

 

 

山岳における基本ルール(JSA登録会員が守るべきルール)

  1. 安全登山を第一に心がける。山岳アスリートは絶対に遭難してはいけない。
    体力・経験に見合った登山計画を立てる。無謀な装備で入山しない。事前に登山計画を他者に知らせておく。

  2. 自然を破壊しない。人としての常識。
    ゴミは必ず持ち帰る。ルートを外れない。動植物を傷つけない。

  3. 他者への思いやりを。
    「山の新参者」という謙虚な姿勢をもつ。声を掛け合う。道を譲り合う。むやみやたらに騒がない。

  4. 各山域ごとのルール・規制を守る。
    地図やインターネットなどで事前に情報をチェックしておく。

    ※悪質なマナー違反や登山者等とのトラブルなどがあった場合、その当事者はJSA会員の資格を失うということをご承知おきください。

 

 

以上

bottom of page