個性ある7つの山岳区間
人間に個性があるように、山岳にもそれぞれ個性があります。以下でご紹介するのは各山岳区間の特徴です。無理のない計画を立てるためのヒントになりますので、参考にしてください。
DAY1 40km ±3000m
1、太郎山(Mt.TARO)
・市民に最も親しまれている信州上田の心の山岳。信州百名山。
・虚空蔵山と兎峰からは上田市街地を眼下に一望することが出来ます。
・1日目で最もハードなセクションになります。
・体力に自信のない方は山麓ルートを選択してください。
2、城山(Mt.JO)
・上田市西方に聳える鉄塔だらけの山岳。夏季~秋季はマツタケ山のため入山禁止。
・一般的な登山ルートとしては整備されていません。
・1日目で最も道迷いが多発するセクションになります。
・読図に自信のない方は山麓ルートを選択してください。
3、子檀嶺岳(Mt.KOMAYUMI)
・青木三山のひとつ。信州上田のマッターホルン。信州百名山。
・山頂からの眺望の素晴らしさはツールド上田で随一と評判です。
・山頂付近が残雪で凍っている可能性があります。
・ぜひ登ってほしい山岳ですが、無理のないように。
4、夫神岳(Mt.OKAMI)
・青木三山のひとつ。巨大なピラミッドorプリン。信仰の山。
・カラマツ林の中、単調な登りが続きます。
・我慢の山です。山頂直下の300mの長いこと・・・。
・早く温泉に入りたくなったら山麓ルートへ。
DAY2 30km ±1800m
5、独鈷山(Mt.TOKKO)
・信州上田南部(塩田地区)の盟主。太郎山と双璧を為す。信州百名山。
・聳える数々の岩峰。その急峻さは信州上田の里山で随一。
・滑落注意。ツールド上田で最も技術的難易度が高い山岳です。
・技術的に自信のない方は山麓ルートを選択してください。
6、冨士嶽山(Mt.FUJITAKE)
・独鈷山の東方、富士山地区の信仰の山岳です。
・平井寺峠付近のルートは完全消失。100%読図によって進みます。
・ツールド上田で随一の急峻な下り坂はスリル満点です。
・短距離区間ですが、読図力・技術力が試されるパンチの効いた山岳です。
7、小牧山(Mt.KOMAKI)
・上田市街地の南方のなだらかな里山。塩田方面の人は「東山」と呼んでいます。
・ツールド上田の中で最も緩やかなハイキング的な里山です。
・小牧城跡からは太郎山をバックに上田市街地が一望できます。
・ゴールまであと少し。思い出に浸りながら進みましょう(もちろん、最後まで油断大敵です)